清須城に行って来ました。ご存知、清洲会議で有名な織田信長の居城です。織田信長は10年この城を居城としました。桶狭間の戦いの時もこのお城から出陣しました。

現在の清須城は五条川の対面に1989年に再建された模擬城です。131129_1155~01















いかにも、景観重視の世間の皆さんが想像するような、豪華なお城が立っておりますが、
1500年中期の頃のお城は砦、もしくは館の様な建物であり、いかにも町おこし的なお城になっており残念です。



本城は川を挟んだ北側に位置し、僅かながらの土塁が残されております。この頂きに本城がありました。是非、こちらに行くことをお薦めします。
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そして現在城址のすぐ横を流れる五条川の護岸工事の際に発掘された石垣の一部が、公園内に復元されています。

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余談ですが、清洲城下に新旧
2回の地震による液状化の痕跡が発見され、新期のものは濃尾地震旧期のものは、天正13年の天正地震による可能性が高いことが判明しました。これにより、前述の天正14年(1586年)に信雄によって行われた清洲城の大改修は、天正地震が契機だった可能性が高いと考察されています。



あまり知られておりませんが、東海道本線、新幹線のガードをくぐった西側にも公園があり、こちらには、織田信長、濃姫の銅像が有ります。この日も大型バスが停まっていました。三谷幸喜の舞台の影響でしょうか。織田信長は歴史上、重要人物なのでこれからも、幾度となく清須城が陽の目にあたることがあるでしょう。
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